「転職の思考法」を読んだ感想

こんにちは!ハマッキーです。

今日は本当は私が通っているTECH::EXPERTというプログラミングスクールに通ってプログラミングの勉強をやるつもりだったのですが、台風19号の影響で休校ということもあり、自宅でのんびりしつつ、読書をすることにしました。今回読んだ本はこちら!

f:id:hmakkey:20191012162709j:plain

北野唯我 著「転職の思考法」

北野唯我さんが書かれた「転職の思考法」という本になります。有名な本なので皆さんの中にも読んだことのある方はいらっしゃると思います。

私がこの本を読もうと思ったきっかけは2つあります。

①Youtuber「マコなり社長」の動画に出てきた

マコなり社長はチャンネル登録者20万人超えのYoutuberですので、ご存知の方も多いとは思いますが、簡単に説明しておくと、株式会社divの社長さんです(本名は真子就有さん)。私が通っているTECH::EXPERTを運営している会社もこのdivです。私はこの「マコなり社長」の動画を今年の2月くらいからずっと見ているのですが、8月にアップロードされた『「好きな仕事」は一生見つからない』というタイトルの動画でこの転職の思考法という本が紹介されました。マコなり社長がおすすめする本はどれも面白いのでまずここで私は興味を持ちました。その動画はこちら↓

https://www.youtube.com/watch?v=fc5HedT1MqA

②著者である北野唯我さんを知っていた

以前私は北野唯我さんが書いた「天才を殺す凡人」という本を読んだことがありました。内容に関しては省略しますが、この本が面白かったこともあり、転職の思考法も読んでみよう!と思ったわけです。

 

ではこの本の内容についての感想を語っていきたいと思います。

 

この本は転職活動を行う上での必要な思考法を青野という人物を主人公として、物語形式で解説していくというものになっており、とても読みやすいです。

印象に残ったのは、「人間には2パターンあって、to do型(何をするかに重きを置き、夢、目標を明確にして行動している)とbeing型(どういう状態でありたいか)に分類されるが、やりたいことが明確にあるto do型の人間は全体の約1%しか存在せず、99%はbeing型に属している」というものでした。そのため、自己啓発や成功者の体験談でよくある、「心からやりたいことを見つけてそれを仕事にしなさい」だなんていうお言葉は我々99%の凡人には「んなこと言われても無いもんは無い」としか言えないわけで、心の底からやりたいことなんて見つかることのほうがレアなわけです。

to do型の例を挙げるならば、本田圭佑選手のツイートで

f:id:hmakkey:20191012171037j:plain

本田圭佑選手の名言

このようなツイートがありますが、彼はサッカーをしたいという明確な目標があるto do型の人間なのでしょう。

話が逸れましたが、ではbeing型の人間はどうするのか。それは心からやりたいことではないがある程度やりたいことは必ず見つかるということです。例えば私の場合だと、誰かに教えることは好きなので啓蒙、教育系の仕事はやってみたいかなーとか思ったりします(笑)。このように、ある程度好きなことから自分に合った仕事を探していくというのは当たり前のように見えて盲点だったなと思いました。

 

もう一つ印象的だったのが、仕事を楽しむためには「マーケットバリューがある程度あり、求められるパフォーマンスとマーケットバリューが釣り合っていること」という内容です。マーケットバリューとは市場価値であり簡単に言ってしまうと社会から見たあなたの値段、年収です。要は年収がそこそこあって、その年収に見合った仕事をできているか?ってことでしょう。本の内容を引用すると、年功序列賃金制で簡単な事務職やってるおじさんおばさん社員は仕事に楽しさを見いだせていないというわけです。

ではこのマーケットバリューを高めるにはどうしたらいいのか。

「転職の思考法」では、マーケットバリューとは、技術資産(要はスキル)×人的資産(人脈)×業界の生産性(その業界で働く個人一人の粗利)の掛け合わせであり、この積が大きいほどマーケットバリューは高まるとのこと。業界の生産性は個人ではコントロールできるものではないので、まずは技術資産を高めることが重要で、技術資産を高めたあとは経験を積み、人脈を広げていく、これがマーケットバリューの高め方の王道らしいです。

この部分は私もプログラミング技術を身に着けようと考えていたので「なるほどな〜」と共感しました。

自分は今の職場はあと半年もせず辞めようと考えています。そのため、まずは今通っているTECH::EXPERTでのプログラミング学習に全力で臨み、自分の技術資産を高めて自分のやりたいことを探していければいいなとこの本を読んで思いました。

Twitterでよく「手取り14万円」とかトレンド入りして議論されていますが、日本人サラリーマンの一日あたりの平均学習時間(自己研鑽を含む)は6分と言われています。何も行動・勉強しなければ、我々のお金は国や会社に搾取され気づけば貧乏な人間になってしまうのが悲しいですが今の日本だと私は感じています。少し汚い話になりますが、やはり金があれば人の心にもゆとりは生まれるというもの。ある程度マーケットバリューのある人間にならないと「この世は金じゃない」と気づくことはできないのかもしれないです。そのためにもまずは何かスキルを身につける、ここから私もスタートして行こうと思います。

 

以上、「転職の思考法」の感想でした。読みにくい文章だったと思いますが最後まで読んでくださった方、お付き合いいただきありがとうございました!

明日も楽しいことを探して生きていこうと思います!